避妊具を学ぶガイド
もともとは、子宮の位置を直すための道具である。現在では殆ど使われていない。膣より挿入するゴム状の避妊具。子宮口にかぶせるように指で挿入する。精子が膣内に入っても子宮に達せず避妊することができる。
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装着状態が見えないため正しく装着するのが難しい。装着方法については指導が必要であり、避妊の確率もあまり高くなく(PI:6-20程度)最近ではあまり使用されない。また、人によって適したサイズ・形状などが異なるため、薬局などでは販売されていない。入手するためには、産婦人科の診察を受ける必要がある。 子宮内避妊用具(IUD) 子宮内避妊用具にはリング状・ループ状・コイル状など様々な形がある。これを病院において子宮内に挿入しておくと体機能としての異物排除機能が働き、受精卵の着床を妨げることで妊娠を防ぐ。避妊の確率はあまり高くなかったが近年の改良により避妊の確率は高くなっている。日本では単純タイプに加え、銅付加タイプ(PI:0.6-0.8程度)が認められている。Intra-uterine (Contraceptive)Deviceの頭文字をとってIUD(あるいはIUCD)とも呼ばれる。日本ではリング状のものが早くから普及したため「避妊リング」と呼ばれることも多い。 ただし、月経の出血量増加や期間延長、下腹痛、不正性器出血が起きる場合があるほか、月経中自然にIUDが体外に出てしまうこと(自然脱出)もまれに起こる。また普通の妊娠は防げても、子宮外妊娠は防げない。定期検診と数年に一度の取替えが必要だとされている。 ミレーナ 挿入方法、形状はIUDと同じだが、中央の部分から黄体ホルモン(女性ホルモンの一種)が持続的に子宮内に放出されるのが特徴である。黄体ホルモンは子宮頸管(子宮の入り口)の粘膜を変化させ精子の侵入を防ぎ、また子宮内膜の増殖を抑制し、受精卵の着床を防ぐ作用がある。ピルの長所・月経困難症(生理に伴う重い症状)の緩和とIUDの長所・2〜5年間の装着可能(最大5年)を兼ね備えている。 ただし、使い続けていると無月経になる可能性もあるが除去すれば直ぐに月経が戻り、妊娠可能となる。副作用もほとんどない。使い始めてから数ヶ月の間は子宮内膜への刺激などで月経時以外にも少量の出血が続く場合もあり、出産経験の無い人は子宮口が開いていないため挿入時に痛むこともある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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